『上戸と下戸』

AG山口です。

今月は、知っていてもいなくてもどっちでもいい・・・(笑) 酒の雑学についてです。

 

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『上戸と下戸』
酒か、甘いものか。

中国四千年の歴史の中でも、秦の始皇帝といえば“毎日30キロもの竹巻に目を通 した”とか、“不老長寿の妙薬を探し求めた”とか、なにかと多くの逸話が残る人物ですね。そんな彼が行った一大事業が、万里の長城の建設ですが、その万里の長城にまつわるエピソードから、実は有名なお酒言葉が生まれています。

 

 

上戸と下戸。言わずとしれた2つの言葉は、もともとは始皇帝が万里の長城を防備する兵士のうち、寒い山上の門(上戸)を守る者には寒さをしのぐために酒を。人の出入りの激しい平地の門(下戸)を守る者には疲れをいやすために甘いものを与えたことから生まれたといいます。それが、次第にお酒が飲める人を上戸、飲めない人を下戸と表すように変化し、私たちの日常言葉として定着したのです。

 

 

ちなみに、我が国では別の語源説として、「大宝律令の家の制度で、一戸に6人以上の成人男子がいる家を上戸、3人以下を下戸と表した。それが、『庶民婚礼 上戸八瓶 下戸二瓶』というように、婚礼の時に出す酒の量の目安となったため」という説もあります。

 

 

笑い上戸、泣き上戸、しゃべり上戸、怒り上戸…巷にあふれる少々メイワクな酔っぱらいのカタチも、長い歴史の中で培われてきたのだと思うと、感慨深くなるものですネ。

 

 

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